Primrose ADCボード
【Primrose DSCボード】の拡張ボードとして【Primrose ADCボード(アナログフロントエンドボード) 】を開発致しました。
このPrimrose ADCボードは、Primrose DSCボードに載せる拡張ボードです。2チャンネルのシングルエンドアナログ入力回路を備えております。

入力インピーダンスは1MΩとしておりますので、オシロスコープの10:1プローブを使用することができます。
アナログ入力信号の読み出し及びゲイン制御する為の処理を含んだサンプルプロジェクトを提供致します。
Android端末でアナログ信号レベルを読み取る為のサンプルアプリケーションを提供致します。
それ以外にもユニバーサル基板やWi-Fi接続アダプタなど順次リリース予定です。
お客様の要求仕様に対応した拡張ボードやソフトウエアの受託開発にも対応致します。
開発リファレンスのセット形態やプリント基板単体での販売を致します。
お見積り希望の方や詳細仕様についてのご質問などは、弊社までお問い合わせください。
このPrimrose ADCボードは、Primrose DSCボードに載せる拡張ボードです。2チャンネルのシングルエンドアナログ入力回路を備えております。
回路構成

主要スペック
アナログ入力 |
2チャンネル
入力インピーダンス : 1MΩ
入力レンジ : ±10VDC
信号帯域 : 100kHz (-3dB)
ゲイン : 0dB~40dB (x1倍~x40)
|
デジタル入力 |
8チャンネル
3.3VCMOS(5Vトレラント)
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基板外観写真

筐体組み込み写真
タカチ電機工業社製MXA4-10-7に組み込んでいます。
Primrose DSCボードの特徴
簡単に100kHzまでのアナログ信号の計測を実現できます。ゲインコントロールアンプを搭載しており小信号も計測可能です。入力インピーダンスは1MΩとしておりますので、オシロスコープの10:1プローブを使用することができます。
アナログ入力信号の読み出し及びゲイン制御する為の処理を含んだサンプルプロジェクトを提供致します。
Android端末でアナログ信号レベルを読み取る為のサンプルアプリケーションを提供致します。
- 製品仕様書(PDF)
- 回路図(PDF)
- 部品リスト(PDF)
- ケース加工図 (DXF形式データ)
- マイコン用サンプルソフトウエア(dsPIC用)
- サンプルアプリケーション(Android用)
Primrose 拡張ボードについて
デジタル入出力コネクタに取り付けるサーモパイルセンサーモジュールを用意しております。それ以外にもユニバーサル基板やWi-Fi接続アダプタなど順次リリース予定です。
お客様の要求仕様に対応した拡張ボードやソフトウエアの受託開発にも対応致します。
購入方法など
本ボードは、弊社で自社開発した商品です。開発リファレンスのセット形態やプリント基板単体での販売を致します。
お見積り希望の方や詳細仕様についてのご質問などは、弊社までお問い合わせください。
タグ
Android、DSP、PIC2014年9月30日 | コメントは受け付けていません。|
カテゴリー:開発実績
タッチパネル用マイコンボード開発(受託開発)
投影型静電容量(PCAP)タッチパネル用のPICマイコンボードのハードウエア開発を行いました。
タッチセンサーコントローラとタッチパネル表示用のLEDドライバを搭載しています。
また、ホストインタフェースとして、USB2.0を備えております。
開発のベース回路として、自社開発のPrimrose DSCボードを採用することで短納期でかつ、低開発コストでのご提供をさせて頂きました。

タッチセンサーコントローラとタッチパネル表示用のLEDドライバを搭載しています。
また、ホストインタフェースとして、USB2.0を備えております。
開発のベース回路として、自社開発のPrimrose DSCボードを採用することで短納期でかつ、低開発コストでのご提供をさせて頂きました。

タグ
PIC、USB、ハードウェア2014年4月27日 | コメントは受け付けていません。|
カテゴリー:開発実績
PICマイコン USB HOST(USB Framework)のベンダークラス対応
マイクロチップ・テクノロジー社より提供されているApplication librariesに含まれるUSB Framework(v2013-06-15)を使用して、USBホストを構築する場合に、USBの標準クラスを使用する場合は問題ありませんが、ベンダークラスを使用した場合には、一部不適合箇所があります。
【usb_host.c】
条件文が(bRequest == SET_INTERFACE)となっていますが、SET_INTERFACEというのは標準リクエストでの値は[11]である為、ベンダーリクエストで値が[11]の要求があった場合に、上記の処理が意図せず実行されてしまいます。
以下のように修正することで、bmRequestTypeを「ホストからデバイス」「標準リクエスト」「リクエスト対象がデバイス」に限定します。
【usb_host.c】
ベンダーリクエストに[11]が存在するデバイス用のドライバを開発する場合は、この対応が必須となります。
【usb_host.c】
BYTE USBHostIssueDeviceRequest( BYTE deviceAddress, BYTE bmRequestType, BYTE bRequest, WORD wValue, WORD wIndex, WORD wLength, BYTE *data, BYTE dataDirection, BYTE clientDriverID ) { ・ ・ ・ // If the user is doing a SET INTERFACE, we must reset DATA0 for all endpoints. if (bRequest == USB_REQUEST_SET_INTERFACE)// !問題箇所 { USB_ENDPOINT_INFO *pEndpoint; USB_INTERFACE_INFO *pInterface; USB_INTERFACE_SETTING_INFO *pSetting;
条件文が(bRequest == SET_INTERFACE)となっていますが、SET_INTERFACEというのは標準リクエストでの値は[11]である為、ベンダーリクエストで値が[11]の要求があった場合に、上記の処理が意図せず実行されてしまいます。
以下のように修正することで、bmRequestTypeを「ホストからデバイス」「標準リクエスト」「リクエスト対象がデバイス」に限定します。
【usb_host.c】
BYTE USBHostIssueDeviceRequest( BYTE deviceAddress, BYTE bmRequestType, BYTE bRequest, WORD wValue, WORD wIndex, WORD wLength, BYTE *data, BYTE dataDirection, BYTE clientDriverID ) { ・ ・ ・ // If the user is doing a SET INTERFACE, we must reset DATA0 for all endpoints. // if (bRequest == USB_REQUEST_SET_INTERFACE)// !修正箇所 if ((bRequest == USB_REQUEST_SET_INTERFACE) && (bmRequestType == USB_SETUP_HOST_TO_DEVICE | USB_SETUP_TYPE_STANDARD | USB_SETUP_RECIPIENT_DEVICE)) { USB_ENDPOINT_INFO *pEndpoint; USB_INTERFACE_INFO *pInterface; USB_INTERFACE_SETTING_INFO *pSetting;
ベンダーリクエストに[11]が存在するデバイス用のドライバを開発する場合は、この対応が必須となります。
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PIC、USB、ソフトウェア2013年10月17日 | コメントは受け付けていません。|
カテゴリー:技術情報
Primrose DSCボード(dsPIC USB2.0 OTGリファレンスボード)
dsPICを搭載した、USB2.0 On-The-Goリファレンスボード【Primrose DSCボード】を開発致しました。
このPrimrose DSCボードを使用すると、AndroidタブレットやPCとUSB接続する組み込み機器の開発が簡単に短期間で行えます。


少量生産品の開発の場合、評価ボードとしてだけでなく、そのまま製品に転用することが出来ます。システム固有の専用回路を拡張ボードとして製作することで、本ボードと2段に重ねて使用します。
2段に重ねた状態で市販ケースに収納できる構造となっている為、基板外形検討やケース設計の工数を大幅に低減できます。
お客様によって製品化する為の開発コストを削減して頂くために、さまざまな設計情報をご提供いたします。
順次こちらでご紹介いたします。
それ以外にもユニバーサル基板など順次リリース予定です。
お客様の要求仕様に対応した拡張ボードやソフトウエアの受託開発にも対応致します。
開発リファレンスのセット形態やプリント基板単体での販売を致します。
お見積り希望の方や詳細仕様についてのご質問などは、弊社までお問い合わせください。
このPrimrose DSCボードを使用すると、AndroidタブレットやPCとUSB接続する組み込み機器の開発が簡単に短期間で行えます。
回路構成

主要スペック
CPU |
dsPIC33EP256MU806(70MIPS Flash : 280KB RAM : 28KB) |
USB |
USB2.0 Full-Speed (On-The-Go) BUS-POWER / SELF-POWER対応 USB MICRO-AB Connecter |
電源 |
+5VDC単一電源 |
I/Oポート |
24ポート
|
基板外観写真

筐体組み込み写真
タカチ電機工業社製MXA4-10-7に組み込んでいます。
Primrose DSCボードのメリット
USB-OTGの動作を簡単に実現します。システム固有のハードウエア部分とファームウエアとアプリケーションの作成のみでシステムを構築することが出来ます。少量生産品の開発の場合、評価ボードとしてだけでなく、そのまま製品に転用することが出来ます。システム固有の専用回路を拡張ボードとして製作することで、本ボードと2段に重ねて使用します。
2段に重ねた状態で市販ケースに収納できる構造となっている為、基板外形検討やケース設計の工数を大幅に低減できます。
お客様によって製品化する為の開発コストを削減して頂くために、さまざまな設計情報をご提供いたします。
- 製品仕様書(PDF)
- 回路図(PDF)
- 部品リスト(PDF)
- ケース加工図 (RootPro CAD5形式データ)
- マイコン用サンプルソフトウエア
- USB通信用サンプルアプリケーション
Primrose 拡張ボードについて
Primrose DSCにアナログ入力2chとデジタル入出力8chを拡張する為の汎用ボードと20MHzのDDS信号発生器用ボードを用意しております。順次こちらでご紹介いたします。
それ以外にもユニバーサル基板など順次リリース予定です。
お客様の要求仕様に対応した拡張ボードやソフトウエアの受託開発にも対応致します。
購入方法など
本ボードは、弊社で自社開発した商品です。開発リファレンスのセット形態やプリント基板単体での販売を致します。
お見積り希望の方や詳細仕様についてのご質問などは、弊社までお問い合わせください。
タグ
Android、DSP、PIC、USB2013年3月30日 | コメントは受け付けていません。|
カテゴリー:開発実績