社内開発と外部委託を開発案件毎に選択し、より良いアウトプットをお客様へ提供いたします
多くの電子機器設計会社がプリント基板設計をアウトソーシングしています。弊社も近年までアウトソーシングしてまいりました。
近年、高速デジタル信号を扱う機会も多く、製品の価値を高めるために高集積化を要望される案件が増加したことにより、回路設計情報が完成してから、アートワークを外部委託するという一方向の業務フローでは、対応が困難なケースが多くみられるようになり、ライト・ライトとしても、基板設計を内製化することといたしました。
それによって、回路設計と基板設計を協調開発することが可能となり、要求仕様を実現する為、柔軟に対応ができる体制を確立いたしました。
もちろん、外部委託するほうがメリットが大きいものもありますので、社内開発と外部委託を開発案件毎に選択して、より良いアウトプットをお客様へ提供してまいります。
回路設計から基板設計へ
一方向での業務フローの課題
CASE1
機構設計、回路設計が完了したのち、基板設計委託先から配置配線を実現出来ないとの連絡がくる
- 顧客と機構や基板外形に関して仕様調整や日程調整が必要となる
- 想定外の再設計工数が必要となる
- そのようなリスクを内包する案件に対しては、リスク見合いの御見積りとなる
協調開発での解決
回路設計者の意図を基板設計者と共有でき、大幅修正や大きなリスクを伴う妥協という事態を回避できる
CASE2
回路設計者の意図が十分伝わらず、検図段階での大規模修正や妥協が発生する
- 細部まですべての部分でを回路設計者の意図を基板設計者に伝えるのは困難だが、アートワークが出来てから検図段階での修正指示では、修正規模を考えながらの妥協を強いられる。
- 妥協できないレベルの問題により、大幅修正が発生した場合、開発日程の遅れにつながる。
- 修正工数の負担などの問題が発生する。
協調開発での解決
回路設計者の意図を基板設計者と共有でき、大幅修正や大きなリスクを伴う妥協という事態を回避できる
アウトソーシングのメリット
- 人的リソースが豊富である
- 設計実績が多いため、CADライブラリが豊富
- 顧客からのCADソフトの指定に対応できる
協調開発のメリット
- 回路設計者の設計意図を基板設計者がリアルタイムで密に確認できる
- 柔軟に回路変更ができる
- 妥協できる部分、妥協できない部分、妥協の度合いなどを回路設計者と基板設計者との間で調整できる
弊社の特徴
基板に関しましては、3Dデータ対応致します。
機構設計や篏合確認、組み立て図の作成に活用できます。
採用CAD
Altium Designer 23 (ライセンス数 : 2)
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