Primrose DDSボード(ダイレクト・デジタル・シンセサイザ ボード)
【Primrose DSCボード】の拡張ボードとして【Primrose DDSボード(ダイレクト・デジタル・シンセサイザ ボード) 】を開発致しました。
このPrimrose DDSボードは1Hz~20MHzの正弦波および三角波を出力することが出来ます。また、デジタル出力も備えております。
【DSCボード】と【DDSボード】を組み合わて使用することで、AndroidタブレットやPCから制御することが出来る信号発生器になります。


出力部はキャパシタによる直流カットでは無く、バイポーラ電源のオペアンプを搭載することで、1Hzからの信号出力を実現しています。
-50dB/Oct(fc 20MHz)のチェビシェフフィルタを搭載しています。出力部の詳細は、DAC・DDSの電流出力をシングルエンド電圧出力に変換する方法に記載しております。
出力信号の周波数及び信号レベルを制御する為の処理を含んだサンプルプロジェクトを提供致します。
android端末からDDSを制御する為のサンプルアプリケーションを提供致します。
順次こちらでご紹介いたします。
それ以外にもユニバーサル基板など順次リリース予定です。
お客様の要求仕様に対応した拡張ボードやソフトウエアの受託開発にも対応致します。
開発リファレンスのセット形態やプリント基板単体での販売を致します。
お見積り希望の方や詳細仕様についてのご質問などは、弊社までお問い合わせください。
このPrimrose DDSボードは1Hz~20MHzの正弦波および三角波を出力することが出来ます。また、デジタル出力も備えております。
【DSCボード】と【DDSボード】を組み合わて使用することで、AndroidタブレットやPCから制御することが出来る信号発生器になります。
回路構成

主要スペック
DDSデバイス |
AD9834 |
出力周波数 |
1Hz~20MHz / 1Hzステップ |
アナログ出力 |
正弦波 / 三角波
出力インピーダンス : 50Ω
出力レベル : 50mV~1Vp-p ※50Ω終端時 / 1mVステップ |
デジタル出力 |
出力インピーダンス : 200Ω
出力レベル : 5V(0-5V) ※解放時 |
基板外観写真

筐体組み込み写真
タカチ電機工業社製MXA4-10-7に組み込んでいます。
Primrose DSCボードの特徴
簡単に20MHzまでの信号発生器を実現できます。出力部はキャパシタによる直流カットでは無く、バイポーラ電源のオペアンプを搭載することで、1Hzからの信号出力を実現しています。
-50dB/Oct(fc 20MHz)のチェビシェフフィルタを搭載しています。出力部の詳細は、DAC・DDSの電流出力をシングルエンド電圧出力に変換する方法に記載しております。
出力信号の周波数及び信号レベルを制御する為の処理を含んだサンプルプロジェクトを提供致します。
android端末からDDSを制御する為のサンプルアプリケーションを提供致します。
- 製品仕様書(PDF)
- 回路図(PDF)
- 部品リスト(PDF)
- ケース加工図 (RootPro CAD5形式データ)
- マイコン用サンプルソフトウエア(マイコン)
- DDS制御用サンプルアプリケーション(Android用)
Primrose 拡張ボードについて
Primrose DDSボード以外にアナログ入力2chとデジタル入出力8chを拡張する為の汎用ボードと20MHzのDDS信号発生器用ボードを用意しております。順次こちらでご紹介いたします。
それ以外にもユニバーサル基板など順次リリース予定です。
お客様の要求仕様に対応した拡張ボードやソフトウエアの受託開発にも対応致します。
購入方法など
本ボードは、弊社で自社開発した商品です。開発リファレンスのセット形態やプリント基板単体での販売を致します。
お見積り希望の方や詳細仕様についてのご質問などは、弊社までお問い合わせください。
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Android、アナログ、オペアンプ2013年6月24日 | コメントは受け付けていません。|
カテゴリー:開発実績
DAC・DDSの電流出力をシングルエンド電圧出力に変換する方法
今回は、ADI社製AD8130を使用して高速電流出力DAコンバータやDDSのアナログ電流出力をシングルエンドの電圧出力に変換する方法をご紹介いたします。
下図は、DDS(AD9834)用に設計した回路です。
回路の概要としては、20MHzをカットオフ風波数としたチェビシェフフィルタと差動/シングルエンドアンプAD8130から構成しています。

メリットとしては、
・直流信号の出力が出来る
・低周波の特性が維持できる
デメリットとしては、
・バイポーラ電源が必要になる
が挙げられます。
下図は、DDS(AD9834)用に設計した回路です。
回路の概要としては、20MHzをカットオフ風波数としたチェビシェフフィルタと差動/シングルエンドアンプAD8130から構成しています。

メリットとしては、
・直流信号の出力が出来る
・低周波の特性が維持できる
デメリットとしては、
・バイポーラ電源が必要になる
が挙げられます。
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DAコンバータ、Spice、アナログ、オペアンプ、ハードウェア2013年1月7日 | コメントは受け付けていません。|
カテゴリー:技術情報
FastFETオペアンプAD8033を使った失敗事例③
今回は、FastFETオペアンプAD8033を使った失敗事例②の実回路での検証の結果を掲載いたします。
FastFETオペアンプAD8033を使った失敗事例①の回路からオペアンプをオンセミコンダクタ社製のCMOSオペアンプNCS2001SQ2T2Gに変更します。
C4のコンデンサを実装しない時と数pFのコンデンサを実装した時のf-V特性を測定しました。
レベル[dB]は、1KHzの電圧値を0dBとしています。
FastFETオペアンプAD8033を使った失敗事例①の回路からオペアンプをオンセミコンダクタ社製のCMOSオペアンプNCS2001SQ2T2Gに変更します。
C4のコンデンサを実装しない時と数pFのコンデンサを実装した時のf-V特性を測定しました。
レベル[dB]は、1KHzの電圧値を0dBとしています。

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Spice、アナログ、オペアンプ、ハードウェア2012年12月25日 | コメントは受け付けていません。|
カテゴリー:技術情報
FastFETオペアンプAD8033を使った失敗事例②
今回は、FastFETオペアンプAD8033を使った失敗事例①の解決アプローチを掲載いたします。
対策案として
「初段の減衰量を[1:20]程度にする」は、S/Nを考えると避けたい。
「+側電圧を5Vにする」は、±3.3Vの電源を前提に回路構成をしているので、他の回路への影響があります。
やはり、「オペアンプを置き換える」で乗り切りたいところではあります。
対策案として
- 初段の減衰量を[1:20]程度にする
- +側電圧を5Vにする
- オペアンプを置き換える
「初段の減衰量を[1:20]程度にする」は、S/Nを考えると避けたい。
「+側電圧を5Vにする」は、±3.3Vの電源を前提に回路構成をしているので、他の回路への影響があります。
やはり、「オペアンプを置き換える」で乗り切りたいところではあります。
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Spice、アナログ、オペアンプ、ハードウェア2012年12月14日 | コメントは受け付けていません。|
カテゴリー:技術情報