ライト・ライトでは、デジタル・アナログの混在するハードウエアの開発を得意としております。
FPGA、マイコン、メモリ、通信、画像、アナログ回路、電源回路などの回路設計の実績が御座います。
民生品、車載機器などの量産を前提とした製品、産業用機器、計測器などの小ロットの製品、あるいは検査治具など1台あるいは数台しか製作しないものまで、多くの分野での開発経験があり、製品の要求される機能や性能だけでなく、企画台数や用途、求められる安全性などに応じて最適な設計を行います。
また、プリント基板設計についても社内で行っている為、回路設計段階からプリント基板設計を考慮した回路に努めております。
電子回路の性能評価、信頼評価の為に各種計測器を用意しております。評価項目については、お見積り段階でお客様とご相談の上で対応させて頂いております。
採用CAD
Altium Designer
2019年にAltium Designer を導入いたしました。非常に機能性とコストのバランスに優れたCADであると考えております。
Altium Designerを活用して、回路設計とプリント基板設計の協調開発を行っております。
スタンドアロンライセンスとOn-Demandライセンスの 2ライセンスを保有しております。
OrCad Capture
Altium Designer導入前に採用していたCADです。非常に多くのユーザが使用しているCADです。
現在は一部のお客様から既存装置の変更対応でOrCADでのデータ提供があった場合、あるいはOrCADデータでの納入のご希望があった場合に使用しております。
ただし、プリント基板設計を含めて弊社にご依頼の際は、基本的には、Altium Designerでの設計対応とさせて頂いております。
採用シミュレータ
LTspice
アナログ・デバイセズ社から無償で提供されているSPICEベースの回路シミュレータを使用です。
以前は旧リニアテクノロジー社製のライブラリのみが用意されておりましたが、現在ではアナログデバイセズ社の多くの部品のライブラリが用意されており、非常に便利になりました。ライト・ライトでは、アナログ・デバイセズ社の
半導体を採用することが多いこともあり、積極的にLTspiceを使用しております。
TINA-TI
テキサスインスツルメンツ社から無償で提供されているSPICEベースの回路シミュレータです。
テキサスインスツルメンツ社から提供されるModelで暗号化されているものは、LTspiceでは使用できない為、その場合には、TINA-TIを使用しております。
※2020年9月に「PSpice for TI」の提供が開始しましたので、今後はこちらに切り替え予定です。
計測機器
オシロスコープ
テクトロニクス社製TDS5104B, TDS3034などを使用しております。
プローブは標準的なパッシブプローブとあわせて、差動プローブ(4本), FETプローブ(4本), 電流プローブ(2本)、高耐圧プローブ(1本)を用意しております。これらによって、突入電流や差動信号などの波形観測を可能にしております。
スペクトラムアナライザ
TEXIO社製GSP-9330を使用しております。 周波数レンジは、9kHz~3.25GHzとなっております。
EMCプリテストモードが搭載されており、EMI近傍界プローブセットを使用することで、EMCプリテストを一部実施することが出来ます。
ノイズシミュレータ
AC入力の機器の開発などでは、対ノイズ性を確認します。
特に工場に導入する機器の場合、電源環境が厳しい場合がありますので、ライト・ライト内での動作は問題ない場合でも、納入後に誤動作する等の問題が発生する可能性を出来るだけ低くするために、事前にシミュレータにて評価を実施致します。
恒温槽
SU-240を使用しております。温度範囲は、-40~130℃となります。
恒湿が必要な場合は、レンタルや委託試験となりますが、本試験前のプリテストや、回路の温度特性試験に活用しております。
データロガー
GRAPHTEC社製GL240を使用しております。
恒温槽とあわせて、回路の温度特性試験や、エージング時のデバイス温度測定などに使用しております。
電子負荷
DC/DCコンバータやロードスイッチの評価に使用しております。
300W対応のものを2台用意しております。
その他
電源、マルチメータ、周波数カウンタ、LCRメータなど各種計測器を用意しております。
ソフトウェアからハードウェアまで、
まずはお気軽にご相談下さい。
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